【珍事:其の4 『指紋採取』】

2005-01-10

 昨日、友人Mの知人(女子大生)が東京から大阪に来るというので、大阪見物&食事をご一緒させてもらいました。
彼女…H嬢は、
外見も立ち居振る舞いも可愛いらしく、頭の回転も早いお嬢さんだったんですが、

H嬢「これ、お土産です。二人で分けて下さい」
手渡された大きな紙袋には、

『学研 指紋の研究セット』と、『民族楽器の手作りキット(インドのゴピチャント)』、そして『東京銘菓 東京プリン』

とりあえず、ひとしきり「なんでやねん(大阪流儀)」とつっこんだ後、
『東京プリン』は二人で分けるとして、厳正な審議(ジャンケン)の結果、私が『指紋の研究セット』を、Mが『インドの民族楽器』をいただくことになりました。
H嬢には、この場を借りて御礼を申しあげます。


 そんなこんなで、家族が寝静まった夜中の2時から、自宅で指紋採取実験をしてみました。
セットの中に入っているのは、アルミ粉末、タンポ(綿毛のついた綿棒)、透明シール、黒紙。
きれいなガラスコップに親指をぺたりとつける。脂分が必要なので、乾燥症の人は、鼻の頭の脂をつけると良いらしい。
指紋の場所に、アルミ粉末をタンポでポンポン叩いて付着させる。
多めにつけたアルミ粉末を、きれいなタンポで払っていくと…指紋がくっきり、白く現れた。
その指紋の上から透明テープを貼り、はがして、黒いカードに貼り直す。
指紋標本カードのできあがりだ。(所要時間15分)
自分の指紋カードを見つめる午前2時。2005年の冬。

なんにせよ、
深夜、(アルミ粉末が飛び散るので)マスクと眼鏡を装着し、指紋採取している姿を家族に見られなくて良かったです。
さて、次は犬か……。